肱川(ひじかわ)は、愛媛県南予地方を流れる一級河川。源流は標高460m地点にあり、474本の支川を束ねながら瀬戸内海へ抜けていく。支川の数は全国でも五本の指に入る。源流から河口までは直線距離で僅か18キロだが、名にある通り肘のように湾曲し、川の全長は103キロに及ぶ。一節では、肘のように曲がりくねっていることが、その名の由来だそう。
かつての肱川は山間域で伐採された木材を、河口に運搬するための“水の道”として活用されていた。現代も大洲に残る「うかい」や「いもたき」といった文化も、紐解けば肱川と共に歴史を積み重ねたもの。肱川は、大洲の人々の暮らしになくてはならないものである。
肱川には、屋形船がうかぶ。観光客はそれに乗り、城下町をめぐることができる。船からしか見ることのできない城下町の町並み、観光名所を眺める優雅なひとときをお愉しみください。
運行ダイヤは日によって異なります。乗船される日付をクリックすると運行ダイヤが表示されます。
「大洲まちの駅あさもや内 大洲観光総合案内所」にてチケットをご購入ください。
大人(中学生以上):1,100円
小人(4歳以上):550円
幼児(3歳以下):無料
※事前予約不可
1、船内の最大乗船人数は10名です。
2、チケット購入後の変更、及び払い戻しは一切お受けできません。
3、天候その他諸事情により、発着時間の変更や運休となる場合がございます。
定期運行船は大洲観光ついでにいつでも気ままに乗船可能。静かで涼やかな肱川の流れを感じたい時、水面に映る水景が美しそうだと思いたった時、ふらりと乗船してみたい。臥龍山荘、不老庵を下から見上げてみたり、水景に反射する大洲城、桜に包まれた大洲城、川の中に泳ぐ鮎…思いがけない瞬間に、出会うことができるかも。