養老酒造で希少な地酒を知る
養老酒造で醸造される清酒は、市場ではほぼ出回らないという希少なもの。肱川がもたらす清らかな伏流水と愛媛県産の米によって醸造された清酒は、透き通るような味わいが特徴的。明治より、地元の人々に親しまれつづけるその味をご堪能あれ。
路地裏に息づくレトロ銭湯へ散策
年を重ねると誰もが一度は憧れるような、あたたかく郷愁を感じる町並みを散策。昔ながらの雰囲気が残る「よしの湯」は、知る人ぞ知る秘湯だ。昭和の雰囲気が残る景観を愉しむ。
臥龍山荘で上質な時間を愉しむ
肱川流域に佇む数寄屋建築の傑作「臥龍山荘」。季節や時間によって表情を変える庭園と、名工の技が光る美しくも儚い空間は、静かな癒しを与えてくれる。揺れる草花と木々の声に耳を澄ませて、ぼんやりと物思いに耽るのもまた、大人の贅沢だろう。
- 臥龍山荘について
- 「臥龍山荘」は、貿易商・河内寅次郎が建てた数寄屋建築の傑作。名工を呼び寄せこだわりぬいたこの築造は、構想に10年もの時を費やしたという。母屋の臥龍院、茶室の不老庵と知止庵から成る臥龍山荘は、平成28年に国の重要文化財に指定された。大洲の歴史を物語る、代表的な建築物の一つ。
「おおず赤煉瓦館」で手仕事と出会う
明治時代と大正時代、両方の空気を味わうことができる「おおず赤煉瓦館」。和洋折衷の様式が美しい外観にいざなわれて中に入ると、大洲や愛媛の職人が手仕事で仕上げた雑貨やうつわが取り揃えられている。
油屋にて地産の炉端焼を堪能
幕末からある旅館が、炉端焼きの店として生まれ変わった「油屋」でいただく夕餉。暖簾をくぐれば、天井に幾重にも連なる提燈の灯があたたかく出迎えてくれる。店内の窓から望む大洲城を愉しみながら、大洲産の魚や野菜による美味に舌鼓を打ち、優美な夜のひと時を。
古民家ホテル「NIPPONIA」で宿泊
今昔の建築美が織り交ざった古民家ホテルは、歴史的な邸宅が改装されたものだ。邸宅時代のしつらえを活かし、それぞれに異なる意匠を凝らした空間は、懐かしさと安心感を与えてくれる。まるで大洲の城下町で暮らしているかのような、特別な体験。