青く澄みわたる臥龍淵の水面には、新緑や紅葉が鏡のように映る。その美しさに惚れ込んだ地元の名士・河内寅次郎は京都の名工を招聘し、氏の別荘としてこれを建築した。国の重要文化財に指定され、数寄屋造りなどの建築美や美しい日本庭園を味わうことができる。2011年に、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの一つ星を獲得。また、夢の美術館 世界の名建築100選にも選ばれている。
臥龍淵の崖に建てられ、全体を船に見立てた「不老庵」からは、臥龍淵を眼下に見ることができる。不老庵では呈茶でおもてなしも。肱川を借景に、お茶の先生が点てたお茶と季節の創作和菓子を楽しむことができる。呈茶は、4月から10月(8月は休み)の日曜日限定。(※実施時期等要確認)