大洲の過ごし方 其の一 城下町の美意識に触れる夫婦旅 大洲の過ごし方 其の一 城下町の美意識に触れる夫婦旅
情緒あふれる城下町をめぐれば、歴史が織りなす美に触れることができる。
その美意識は時に建築として、伝統工芸として、
または大洲ならではの美味として、姿かたちを変えてきた。
五感をもってその美意識に触れる、夫婦旅。
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伊予大洲駅 伊予大洲駅
大洲の玄関口「伊予大洲駅」には、観光案内所が併設されている。窓口での観光情報や観光案内パンフレットが手に入るだけでなく、土産ものも購入することができる。旅の前にまず立ち寄りたい。
肱南散策(おおず歴史華回廊) 肱南散策(おおず歴史華回廊)
伊予大洲駅に降り立つと、広がるのは殿様文化の面影を残す城下町。おおず歴史華回廊では、大洲を熟知した案内人とともに城下町をめぐる。昔ながらの路地裏や商店街をぶらりと歩けば、立ち並ぶ店が大洲の名産品の数々でもてなしてくれる。
城下町の銘菓に舌鼓 城下町の銘菓に舌鼓
大洲の人々に愛され続ける銘菓「志ぐれ」、「月窓餅」、「栗華の宴」。慎ましやかなその装いの中には、職人の磨き抜かれた技が光る。和菓子の優しい味わいを堪能しながら、閑談して過ごす昼下がりを。
臥龍山荘で上質な時間を愉しむ 臥龍山荘で上質な時間を愉しむ
臥龍山荘で上質な時間を愉しむ
臥龍山荘で上質な時間を愉しむ
臥龍山荘で上質な時間を愉しむ
臥龍山荘で上質な時間を愉しむ
肱川湖畔に佇むは、数寄屋建築の傑作「臥龍山荘」。名工らによる精緻な建築美と、季節や時間によって表情を変える庭園からは、わびさびの趣が感じられる。五感を研ぎ澄ませて、流れる時に身を委ねれば、心身ともに安らぐひと時を過ごせるだろう。
川舟で夕食「大洲のうかい」 川舟で夕食「大洲のうかい」
川舟で夕食「大洲のうかい」
日本三大鵜飼の一つに数えられる「大洲のうかい」では、迫力ある鵜飼の様子を間近で見ることができる。篝火に照らされながら見る鵜匠の見事な手縄さばきと、水飛沫をあげながら鵜が鮎を捕らえる様はまさに威風堂々。屋形船に揺られ、伝統芸能を眺めながら郷土料理に舌鼓をうつのも、また一興。
大洲のうかいとは
岐阜県長良川、大分県三隅川と並ぶ日本三大鵜飼の一つ。大洲のうかいは篝火を炊いた鵜船を二隻の屋形船が取り囲む「合わせ鵜飼」という、国内でも珍しい手法で行われる。夏の風物詩として古くから観光客に親しまれている。
古民家ホテル「NIPPONIA」で宿泊 古民家ホテル「NIPPONIA」で宿泊
古民家ホテル「NIPPONIA」で宿泊
古民家ホテル「NIPPONIA」で宿泊
古民家ホテル「NIPPONIA」で宿泊
今昔の建築美が織り交ざった古民家ホテルは、歴史的な邸宅が改装されたものだ。邸宅時代のしつらえを活かし、それぞれに異なる意匠を凝らした空間は、懐かしさと安心感を与えてくれる。まるで大洲の城下町で暮らしているかのような、特別な体験。